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アトピー肌に美容クリームは使える?肌に優しいスキンケアとは

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アトピーとは

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 アトピーとは「アトピー性皮膚炎」のことで、強いかゆみが伴う皮膚の病気。皮膚が赤く腫れてジュクジュクしたり、カサカサに乾燥したりします。
 長年にわたって世界各国でアトピー性皮膚炎の研究は行われてきたのですが、実はいまだに原因不明。遺伝、食物、ダニ、細菌感染など、さまざまな要素が関係すると考えられています。
 そのため、アトピー性皮膚炎治療の中心はかゆみを抑えるステロイド剤の外用でした。

アトピー肌で気をつけること

 さまざまな要素が関係するアトピー性皮膚炎ですが、共通する特徴が皮膚のバリア機能が壊れて炎症が起こっていること。

 人間の皮膚の表面にある表皮には、4つの層があります。いちばん下の基底層で作られた角化細胞が有棘層、顆粒層を経て角質層に到達し角質細胞になります。
 
 角質層では、角質細胞の間をセラミドやコレステロールなどの細胞間脂質が埋めています。
 こうした構造のおかげで、外部からの異物の侵入や内部からの水分の蒸発が止められて、皮膚のバリア機能が発揮されているのです。

 健康な皮膚では、角化細胞が角質細胞になり、垢になってはがれ落ちるまでの間が約45日です。
 ところがアトピー性皮膚炎ではこのサイクルが短くなり、未熟でもろい角質細胞になっています。そのうえ、セラミドなどがあまり作られないために、皮膚のバリア機能が弱くなり、些細なことでも強いかゆみが起こるのです。ですから、皮膚にできるだけ刺激を与えないように気をつけましょう。

アトピー肌にオススメのスキンケア方法とは

 アトピー性皮膚炎は水分を保つ力が低下して、皮膚のバリア機能が落ちています。スキンケアでは肌を清潔に保つことと保湿を重視しましょう。
 
 ただし、顔や体の洗い過ぎには要注意。洗顔料やボディーソープなどの主成分である界面活性剤は、水と油をなじみやすくする物質。界面活性剤の作用でセラミドなどが流れ出してしまい、皮膚のバリア機能がいっそう低下してしまうのです。顔や体の洗う時には肌に優しい成分のものを十分に泡立て、しっかり流すようにしましょう。
 
 顔や体を洗った後は、クリームなどの保湿剤でしっかり保湿しましょう。皮膚の水分量が減ってしまうと、角質層がひび割れてかゆみが起こりやすくなります。保湿剤はたっぷりと使用し、塗り残しのないようにします。界面活性剤は乳液やクリームにも含まれているので、基礎化粧品を購入するときには成分も要チェックです。
 

アトピー肌の美容クリームの選び方

 アトピー性皮膚炎でよく使用されてきた保湿剤は、バリア機能と水分保持機能を満たす尿素を配合したクリームや、バリア機能を保護するワセリンなどの軟膏でした。ただ、尿素には刺激性があり、ワセリンについてはベタつきがあるため、場合によっては使用後にかゆみなどの症状が悪化することも。
 
 ですから、アトピー性皮膚炎の場合は、刺激が少なくて使用感がよく保湿できる美容クリームを選ぶことが大切です。
 
 そのために使われているのが、セラミド。セラミドはもともと角質層にある物質なので、皮膚になじみやすいのです。セラミドには人工的に作られた「疑似セラミド」から動物性や植物性のものまで、様々な種類があります。

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 人間が本来持っている形に近い馬のセラミド(セレブロシド)を使った「ATP-CUEゲル」は、アトピー専門医である須階富士雄医師が作った美容クリーム。ステロイド治療の副作用に悩んでいる患者さんのために須階医師はコスト度外視で研究を続けて、理想の美容クリームであるATP-CUEゲルを開発したそうです。


「試行錯誤を繰り返し、“人間の皮膚の成分に近いセラミドを使うこと”と、“より自然な成分で刺激が少ないこと”が大切であるとわかったんです」と須階医師は語っています。

 一口にアトピー性皮膚炎といっても、症状の強さや肌質などは人それぞれ。普段のスキンケアを見直し、美容クリームを上手に取り入れるといいですね。


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