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自宅で健康チェックができる健康診断キット5選

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自宅でできる健康診断キットが急増

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まずは自分の健康状態を知ることから始める(depositphotos.com)

 会社勤務なら定期的な健康診断が行なわれています。もちろん自治体が行なう特定検診やがん健診もあります。それでも忙しい主婦がどうやって時間をとったらいいのか。フリーランスの職業の人たちの健康管理はどうすればいいのか。生活習慣病がひそかに進行していたら、あるいは早期のがんが自覚症状もなく発症していたら…。

 こうした不安の声にこたえて自宅での健康診断キットがさまざま発売されています。さらには遺伝子診断関連の商品も多くの種類が出ています。最近では精子の郵送による検査が話題となっています。

診断技術は進んでいるのか?

 しかし、こうした検査キットへの信頼度はいかほどなのか、わずかばかりの血液や尿でどこまで健康状態が判別できるものなのでしょうか?こうした検査の中で最も革新的な動きがあるのはやはりがんの世界です。

 2017年8月、国立がん研究センター中央病院は、がんと診断された患者約3000人と、健常な男女約200人ずつの合計3440人分を対象に採取した血液をスクリーニングし、がんの早期発見につなげる目標を掲げています。対象となるのは「胃がん」「食道がん」「肺がん」「肝臓がん」「胆道がん」「膵臓がん」「大腸がん」「卵巣がん」「前立腺がん」「膀胱がん」「乳がん」「肉腫」「神経膠腫」の13種類。

 また、米ジョンズ・ホプキンス大学の研究グループは昨年、1回の血液検査だけで8種類のがんの有無を判定し、がんの位置も特定できる新たな検査法「CancerSEEK」を開発したと発表しました。対象となったのは「乳房」「大腸」「肺」「卵巣」「膵臓」「胃」「肝臓」「食道」の8種類のがんです。

 こうした最新の医療分野での研究の進捗と平行して、自宅で健康チェックができる健康診断キットも日々進化を遂げています。ここで注目されている自宅での検査キットをいくつか紹介していきましょう。

どうやって使うの?

 こうした検査キットの実際の流れはほぼ共通しています。
 まずインターネットや薬局で検査キットを購入し、自宅で血液や尿、唾液などの検体を採取して郵送することで検査は終了です。
 検査終了後は、郵送、電話、メール、Webサイトなどで検査結果を確認することができます。

健康診断キット5選

大正製薬の「健康チェッカー」

 自宅で採血、検査センターへ郵送するだけで以下の項目の検査が可能。
 血糖値やコレステロール、中性脂肪など、普通の医療機関と変わらない14項目の数値をチェックできる。検査結果は、郵送にて医師のアドバイスがついた「結果シート」が送られてくるほか、WEBでも確認可能。希望者には3日後に携帯に速報も届く。
 価格も税抜7600円と手頃。ベーシックな検診キットといえるだろう。1年間で複数回の検査の場合、回数に応じた割引もある。

●糖代謝の検査(血糖、HbA1c)
血液中のブドウ糖の状態を検査。正常値以上だと、糖尿病の恐れがあります。
●脂質代謝の検査(総コレステロール、中性脂肪、HDL-C、LDL-C)
血液中に含まれる脂質をチェック。数値が高いと動脈硬化や脂質異常症が心配されます。
●肝機能の検査(GOT、GPT、γ-GTP)
肝臓の状態を、血液に含まれる酵素でチェック。肝炎、脂肪肝などの判断に役立ちます。
●栄養状態の検査(総タンパク、アルブミン)
血液中のタンパク質の状態をチェックします。
●腎機能・その他の検査(尿素窒素、クレアチニン、尿酸)
尿で排出される物質の、血液中の状態を検査。腎臓の異常や通風などの判断に役立ちます。

公式サイト:
https://www.taisho-direct.jp/ad/hm/20900/20900SPR.html

KDDIの「スマホdeドック」

 検査項目は同じく14項目。だが、それより価格が抑えられているのがKDDIの「スマホdeドック」だ。その名の通り、スマホやパソコンでの利用に特化。申し込みから結果の確認まですべてスマホやパソコンで完結します。多くの自治体や健康保険組合などでも導入されているようです。従来の血液検査の約150分の1の血液(0.065ml)で、同等の検査結果が得られる「即時血漿分離技術」を採用。この技術は、日本、アメリカ、ヨーロッパなどで特許を取得しています。

公式サイト:
https://www.smartkensa.com/

日本医学の「郵送健診キット」

「メタボリンクシンドローム+生活習慣病検診」「大腸がん検診」「子宮がん検診」「肺がん検診」「クラミジア検診」「C型肝炎検診」「胃がんリスク検診」「前立腺がん検診」「糖尿病検診」と種類が多いのが特徴の日本医学㈱の「郵送健診キット」。結果報告も検査物到着後約7~10日で届く。
知りたい情報が限定されていれば、それだけ価格が抑えられる。気になる病気や特定のがんの種類について検査したい場合は、こうした選択肢もある。

日本健康増進財団の郵送による自宅検診

 企業検診を中心に健康診断事業を展開する日本健康増進財団がはじめた郵送による自宅検診。「生活習慣病検診」「大腸がん検査」「胃がん検査」「胃がんリスク層別化検査」「ピロリ菌抗体検査」「前立腺がん検査」「子宮頸がん検査」「子宮頸がん予防検診」などの種類があります。それぞれの検査費用は、3000円~7000円程度。「生活習慣病検診」では、13項目の検査と50問の生活習慣質問表から生活習慣をチェックして具体的な生活の指針もアドバイスしてくれます。


ハルメクベンチャーの「おうちでドック」

 利用者が指先から採取した数滴の血液と尿を郵送で検査機関に送り、2週間以内にがんや糖尿病、動脈硬化など男性で16種類、女性で18種類の疾病リスクの結果が返送される自宅型人間ドック。生活習慣病も主要ながんのリスクも一気にわかる。ひとつの検査キットでこれだけ多くのがんや生活習慣病をチェックできるのは日本で初めてです。
 
 リスクチェックできるがんは、胃がん、大腸がん、食道がん、肺がん、乳がん、すい臓がん、卵巣がん、胆嚢・胆管がん、卵巣がん、子宮体がん、前立腺がん、肝臓がん。
 
 生活習慣病では、糖尿病、肥満、高血圧、栄養障害、脂質代謝異常、動脈硬化、腎機能障害、痛風・尿路結石、肝機能障害。
 
 もし検査結果に問題や不安があれば、利用者は、参加している医師と結果や健康について直接電話で相談ができます。また、がん専門医によるセカンドオピニオン相談も無料でできるサービスがついています。
 
 一般販売価格は男性用、女性用共通で19,800円(税抜き)、リスクがわかる疾患の種類、がんの種類の多さを考えれば手ごろな価格だといえます。

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