>  > 老ける原因「糖化」を防ぐには?

老ける原因「糖化」を防ぐには? カラダの老化度がわかる「糖化年齢」

この記事のキーワード : 
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
血糖値が上がりやすい人は老ける? 若々しさを左右する「糖化年齢」の画像1

トーストのコゲも「糖化」

「糖化」とは?

 老化やさまざまな病気を引き起こす原因とされる「糖化」――これは、体内のタンパク質が血液の糖によって変性することで起きる。

 筋肉や血管、内臓など体の大部分は、タンパク質でできている。たとえば、糖質が血管の細胞のタンパク質と結合すると、血管壁に炎症が起こりやすくなり、動脈硬化のリスクは上がる。つまり、血管の老化を進めるのだ。

 そこで、体内でどれだけ糖化が起きているかを調べると、身体の老化具合が判る。それをわかりやすく年齢で示したのが「糖化年齢」だ。

 平成30年6月28日放送の『主治医が見つかる診療所』(テレビ東京系)でも、この「糖化年齢」がテーマとして取り上げられた。

糖化年齢を上げないために大切なのは血糖値のコントロール――番組内でこんな興味ぶかいコメントをしたのは、久留米大学医学部の山岸昌一教授。同大学で糖尿病性血管合併症病態・治療学講座を受け持つ、「糖化」の専門家だ。

 この気になる「糖化年齢」だが、実年齢より歳が進んでいる人は少なくない。

美肌に必要なコラーゲンが白から茶色に

 「糖化」の化学反応としてよく用いられる例えが、「トーストした食パン」。フワフワのパンを焼くと、コンガリとおいしそうな褐色になる。これも糖化のひとつ。食パンに含まれる糖質とタンパク質は、焼いて熱を加えられることで結びつき、固く、黒くなるのだ。

 糖化が体内で起これば、焼けた食パンと同じように私たちの体も変化する。血液中に余分な糖が増えると、血液の成分のタンパク質と結合して、全身に酸素を運ぶ役割が果たされなくなる。肌で糖化が進むと、トーストパンの黒コゲのように、肌がくすんで弾力を失う。

 番組内では、牛のスジ肉を使った山岸教授の実験が紹介された。肌に張りを持たせるコラーゲンがたっぷり含まれているスジ肉を、糖質が入った液体に浸して37℃で2日間置いた。
すると、スジ肉は白から茶色に変化して固く縮んでしまった。視聴者は、衝撃的な「糖化」シーンを目の当たりにしたはずだ。

血糖値の乱高下が老化を促していた!

 番組で紹介された血糖値の基準値は「80~109mg/dl」。しかし、一概に基準値だからといって油断はできない。山岸教授によれば、血糖値はさまざまな影響を受けて上下しているのだ。

 実際に、番組内でゲスト出演者が計測したところ、桑山哲也さん(アコーディオン奏者)は空腹時の血糖値が基準値の101mg/dlにもかかわらず、実年齢より糖化年齢が2歳進んでいた。

 この原因には、桑山さんの食後高血糖が挙げられた。食後30分から1時間程度で、血糖値が急上昇する現象だ。

 たとえば、午前中の仕事が長引き、空腹に急いでうどんをかき込む――すると、血糖値が急上昇してから急降下……という具合に乱高下する。

 血糖値が基準値でも、食後に血液中の余分な糖が増えて、糖化年齢を引き上げる可能性はある。血糖値を気にしなければならないのは、糖尿病や肥満の人だけではない。外見も体内も、若さを保つためには、血糖値が急上昇しない食生活を心がけたい。

糖化を防ぐ、血糖値を上げないスナック「アンダカシー」

血糖値を急上昇させないためには、間食も要注意だ。糖質をたくさん含むスイーツやスナック菓子……誘惑は多い。とはいえ、お腹が空いたまま次の食事に突入すれば、ドカ食い、早飯で血糖値が乱高下という悪循環。

そこで、同じく『主治医が見つかる診療所』に出演した「なごみクリニック(熊本市)」院長の亀川寛大医師のアドバイスに耳を傾けよう。

亀川医師は、自身が血糖値コントロールを行い15キロの減量に成功した経験をもつ。番組冒頭では、下腹ポッコリの中年メタボ体形から、細マッチョに変身したビフォー・アフターが紹介された。

患者にも血糖値が上がりにくい食事法を指導する亀川医師は、手軽に生活に取り入れられるよう「血糖値が上がらない外食メニュー」を調査報告している。有名チェーン店を食べ歩き、店内のメニューを実際に食して血糖値を測定。食事を楽しみながら、じょうずに血糖値をコントロールする術を説く。

そんな亀川医師がお勧めするのが「アンダカシー」だ。沖縄で昔から食べられてきた伝統的な食品で、豚の脂身からラードを取った後に残るものだ。食べるとパリッパリッと歯ごたえもある。何よりに高タンパクで良質な脂質が豊富だ。

 亀川医師のFacebook「血糖値が上がらないお店、メニュー」でも、次のように絶賛している。

《今回は鶏ガラのボーンブロス200gと一緒に、あんだかし50g頂きました》

《パリっ、パリっと食べるごとに大きな音がして、まるでスナック菓子を食べているようです》

《食べごたえもあります。おやつ代わりはもちろん、スープ等と一緒ならランチにも十分です》

 血糖値の上昇は(30分→1時間後)

 被験者1=-5→-8mg/dL
 被験者2= 0→ 9mg/dL

 《一瞬我が目を疑いました(笑)スゴくないですか? 1時間後の血糖上昇値を平均すると0.5mg/dLなのでほぼ誤差範囲、血糖値の上昇はゼロと考えます。これだけのボリュームで、この結果は素晴らしいです。お子さんにも安心して食べさせられます》

 血糖値の急上昇を抑え、気になる「糖化年齢」を遅らせる――アンチエイジングなおやつとして、ぜひ覚えておきたい。

女子ラグビーの横尾千里選手も愛用するリカバリーウエア!効果的な睡眠こそが最大の疲労回復に
オリンピック出場の女子ラグビー横尾千里選手 疲労回復のポイントは?

ハードな仕事に追われ、疲労を溜め込んで体調を崩してしまうサラリーマンは多い。疲労回復のために何を心がけて生活すれば、ハードワークの中でもモチベーションを維持することが可能か――。オリンピックにも出場経験がある女子ラグビーの横尾千里選手(東京フェニックスRC)は、強化合宿や海外への遠征試合などハードなスケジュールをこなしつつ、自身のコンディション作りに努めている。そんな横尾選手に普段から取り組んでいる疲労回復法、健康管理の方法について話を聞いた。

Doctors marche アンダカシー
Doctors marche