>  > 「おうちでドック」がパワーアップ

「おうちでドック」が目的別に細分化でさらにパワーアップ

この記事のキーワード : 
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 自宅で数滴の血液と尿を採取し、郵送するだけでがんと生活習慣病のリスクチェック、 医師が無料電話相談に乗ってくれる日本初のヘルスチェックサービス「おうちでドック」が開始されたのが2017年11月。サービスを提供しているハルメク・ベンチャーズ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:松尾尚英)は、4月からおうちでドックのサービス強化を目的とした刷新と、利用目的別の新しいラインナップをそろえ、キットを選択しやすくするなど、シリーズの拡充を行った。

「おうちでドック」

「おうちでドック」がさらにパワーアップ

 このサービスは、2019年3月現在で購入者数が1万4千名を超え「検診に行きたいが、ハードルがあって中々いけない」「受診機会がそもそも乏しい」など、人間ドックに対する受診のしづらさを抱えた人たちに対して、簡便に在宅でリスクチェックができ、適切なタイミングで医療や対策にアプローチする為のサービスとして話題となっている。

人間ドックを受診しづらいその理由は費用と時間

 人間ドックに対するさまざまなアンケートがあるが、それらに共通しているのは受診のハードルの高さや不満だ。

 例えば、株式会社リクルートライフスタイルが運営する、人間ドックの予約サイト「人間ドックのここカラダ」では、予約データから人間ドックの利用実態調査をまとめているが、事前調査として全国の20〜69歳の人間ドック未受診の男女2,580名を対象に、人間ドックを受診しない理由、負担のイメージなどもまとめている。(2017年4月1日〜2018年3月31日)
●人間ドックを受診しない理由ランキング(未受診者/n=2,580、単一回答)
1位、金銭的な理由(高額など)~46.5%
2位、忙しいなどの時間的な問題~16.9%
3位、年齢や健康面から必要性を感じていない~15.6%
4位、自分自身の精神的な理由~8.8%
5位、人間ドック申込方法や検査項目がわからない~6.2%

●未受診者に聞いた「所要時間のイメージ」
未受診49.8%が人間ドックに「半日程度」時間がかかるイメージと回答。1日程度の35.1%とあわせると、実に8割以上が人間ドックに対して半日から1日と、長くかかるイメージを持っていることがわかった。


 また、ソニー生命保険株式会社が行った「人間ドックに関する調査」(2012年8月17日~20日、調査対象:人間ドックを受診したことのある成人男女300人)の予備調査でも、人間ドックを受けたことがある32.8%、ない67.2%(N=1250)で、受診しない理由としては「費用が高い」が63.9%、「自分の年齢ではまだ必要がない」が26.7%、「時間がない」が24.5%だった。(N=840、複数回答可)

 いずれの調査でも費用と時間を理由に受診できない人がかなりいることが伺える。

 「おうちでドック」のサービスの特徴は、まさにこうした受診できない人たちに向けられたサービスだった。その特徴は次のような点だ。
①自宅で数滴の血液と尿を採取し郵送するだけで、「がん」「糖尿病などの生活習慣病」のリスクチェックができる簡便さ 
②病院と同じ検査精度で腫瘍マーカー検査、血液検査、尿検査などを実施できる
③検査結果は希望者全員に対して無料で医師が個別で電話解説をしてくれる
④万が一がんのリスクが発生した場合、がんの専門医によるセカンドオピニオンが無料で受けられる

検診のニーズの細分化に対応

 今回、「おうちでドック」のリニューアルについて、ハルメク・ベンチャーズ㈱の松尾尚英社長は次のように説明する。
 「これまでは自宅で人間ドックさながらのがんと生活習慣病を幅広くリスクチェックするサービスでしたが、『健康診断は会社で受けているから、がんのリスクチェックだけ調べたい』『まずは生活習慣病だけ調べたい』などといった声が寄せられており、今回は利用者ニーズに合わせておうちでドックシリーズを拡充しました」

 具体的には以下のラインナップとなり、価格も前サービスが19,800円(税抜き)だけだったものが、7,500円からと目的に応じて低価格帯で選択肢が増えている。

●人間ドックやがん検診を受けておらず、がんや生活習慣病リスクが気になる人には
『おうちでドック 男性用』19,800円(税抜)

『おうちでドック 女性用』19,800円(税抜)

●健康診断は受けているが、「プラスワン」でがんリスクもチェックしたい、がんのリスクを今すぐ手軽に調べたいという人には
『おうちでドック がん 男性用』15,000円(税抜)

『おうちでドック がん 女性用』15,000円(税抜)

●胃がんのリスクである、ピロリ菌と胃粘膜萎縮を手軽に調べたい人には
『おうちでドック 胃がんリスクチェック』10,000円(税抜)

●食べ過ぎ飲みすぎ、運動不足・生活習慣病のリスクを調べたい人には
『おうちでドック 生活習慣病(血液検査のみ)』7,500円(税抜)

『おうちでドック 生活習慣病(血液検査+尿検査)』8,500円(税抜)


より早期のがんをチェックできる腫瘍マーカーを採用

 さらに特筆すべきは、腫瘍マーカーをより早期でのリスクチェックを可能にする「p53抗体」を軸にリニューアルしたことだ。

 これまでの腫瘍マーカー検査では、がん細胞が生み出す、もしくは関連する特殊なタンパク質を直接測定しており、それにはある程度のがん細胞の量がないと見つかりにくいため、進行性のがんにより反応しやすいものだった。

 4月以降採用するマーカー「p53抗体」は、2007年に厚生労働省により保険適用が認められたもの。タンパクそのものではなく、体の中でがんが発生した時にがん抑制遺伝子の変異で作られるp53蛋白に対して生まれる自己抗体で、他の腫瘍マーカーでは異常値を示しにくいごく初期のがんでも基準値を超える特性があるため、比較的がんが早期でもリスクチェックできる特徴がある。

 特に食道がん、大腸がん、乳がんで陽性率が高いことが知られており、子宮がんなどでも比較的高い数値を示すことでその有効性が注目されている腫瘍マーカーだ。もちろん、数値の高さがすぐにがんであることを意味しないが、一つの目安として更なる精密な検査へのキッカケになることは確かだろう。

5000億円に迫る人間ドックの市場

 ソニー生命保険株式会社が行った「人間ドックに関する調査」では、人間ドックを受診したことのある人では、受けてよかったと感じたこととして以下が上がっている。 (N=300、複数回答可)

・病気の早期発見につながった~17.0%
・生活習慣を見直すようになった~41.7%
・安心して生活できるようになった~55.0%
・家族で健康についての会話を持つようになった~16.7%
・将来(今後の人生など)について考えることができるようになった~16.0%

 予防医療の普及や健康意識の高まりの中、日本の人間ドックや専門ドックの市場規模は、2016年度で約4,650億円と予測されている。(矢野経済研究所等)、これに住民健診や職域健診などの法定健診を含めると、約9,100億円の市場規模とされている。

 最近では、初期費用200万円超もする高級人間ドックの契約数も増加しているとの報告もあるが、「おうちでドック」のように、家にいながらにして、金額的な負担も少なく医療機関と同等の精度で生活習慣病やがんのリスクチェックが可能なサービスの選択は多いにありそうだ。

女子ラグビーの横尾千里選手も愛用するリカバリーウエア!効果的な睡眠こそが最大の疲労回復に
オリンピック出場の女子ラグビー横尾千里選手 疲労回復のポイントは?

ハードな仕事に追われ、疲労を溜め込んで体調を崩してしまうサラリーマンは多い。疲労回復のために何を心がけて生活すれば、ハードワークの中でもモチベーションを維持することが可能か――。オリンピックにも出場経験がある女子ラグビーの横尾千里選手(東京フェニックスRC)は、強化合宿や海外への遠征試合などハードなスケジュールをこなしつつ、自身のコンディション作りに努めている。そんな横尾選手に普段から取り組んでいる疲労回復法、健康管理の方法について話を聞いた。

Doctors marche アンダカシー
Doctors marche